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「利は元にあり」の意味や読み方
利は元にあり
「利益は、そのもととなる原材料や仕入れのコストに左右される」という意味です。
商売において、利益を出すためには、原材料や仕入れのコストが低いほど有利です。そのため、仕入れを適正な価格で行うことは、利益を出すための重要なポイントとなります。
「利は元にあり」は、松下幸之助氏がよく語った言葉としても知られています。松下氏は、仕入れ先を大切にし、長期的な関係を築くことを重視していました。そのため、「利は元にあり」という言葉を、仕入れ先との共存共栄の精神を象徴するものとして捉えていたと考えられます。
現代においても、「利は元にあり」という言葉は、商売の基本として重要な意味を持っています。仕入れを適正な価格で行うことで、利益率を高め、企業の成長につなげることができます。
具体的には、以下のような方法で、仕入れコストを抑えることができます。
また、仕入れ先との良好な関係を築くことで、コストダウンにつながるケースもあります。例えば、仕入れ先が独自の技術やノウハウを持っている場合、その技術やノウハウを活用することで、より低コストで原材料や製品を仕入れることができる可能性があります。
「利は元にあり」という言葉を、商売の成功につなげるために活用しましょう。
読み方
りはもとにあり
意味
商業においては、利益は資本のいかんにかかり、もし、元手が多ければ、利多く、 元手が少なければ、従って利益が少ないものであるということ。
五十音
その他